福祉と心理の融合

私が大学で学んで来たことは、先のブログでも述べたように福祉です。

社会福祉士という資格が取れるからという理由で興味がある以外の福祉分野も幅広く学び、実習では役所の福祉事務所で様々な課を満遍なく回ることができました。

その実習を通して1番感じたことは、福祉の現場で心理ケアが必要とされていることです。

様々な福祉サービスを必要とされている方は、何かしらの悩みを抱えています。

親から虐待されている子どもや、末期ガンで苦しむ終末期医療の患者、事故後遺症による身体障害者、身寄りのいない高齢者など多くの方がストレスを抱えながら1日1日を生きています。

また、その逆に対人ストレスや仕事のストレスを原因として、うつ病を発症し、復職できず福祉サービスを必要としている方もたくさんいます。

このように福祉と心理ケアは切っても切れない関係であり、福祉サービスにおいて心理的介入は必要不可欠であると考えられます。

現に福祉の現場で心理職の求人を行っているところもありますが、問題はその少なさ、連携の取れなささであると思います。

友人で福祉の現場で心理士として働いている者もいますが、非常勤であったり、月収20万円以下というのが普通です。

また、心理士は話を聞いているだけで何もしていないと思われがちで、他の職種から差別されているのも、原因であると考えられます。

以上のように福祉の現場で心理ケアは必要とされながら、まだまだ普及されていないという問題があります。

では、どのように福祉と心理を融合させていくのか?

その答えは次のブログで述べていこうと思います。